2013年09月01日(日)、Tera Term(テラターム)のNEWバージョン4.79がリリースされました。(Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝です!)
個人的には、マクロエラーメッセージの「Unknown command」が非常に助かるかな?
新しいマクロコマンドをテストしようとした時に、よく古いバージョンのままで新しいマクロコマンドを動かして、動かない・動かないと相当悩んだ事が多々あったんで・・・。このコマンドは、このバージョンで動かないよって最初から言ってくれるとかなり助かりますね。(まあ初歩的なミスなんですが・・・)
ということで、Tera Termバージョン4.79での変更・修正点は以下のようになっています。(Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)
変更点
- DECRQM(モード問い合わせ)制御シーケンスに対応した。
- 左右マージン機能に対応した。
- DECLRMM(左右マージンモード), DECSLRM(左右マージン設定)制御シーケンスに対応した。
- 「Tera Termの全終了(Exit All)」の実行前に、かならずユーザに問い合わせを行うようにした。
- ウィンドウを並べて表示した後、Windowメニューに元に戻すメニューを追加した。
- ファイル送信時、ファイル送信状況ダイアログを表示しないように出来るようにした。
teraterm.iniにFTHideDialogエントリを追加した。デフォルトはoff。Teodor Robas氏に感謝します。 - ベルが短時間に多量に送られて来た時、ベルを鳴らすのを抑制できるようにした。
teraterm.iniに BellOverUsedTime, BellOverUsedCount, BellSuppressTime エントリを追加した。デフォルトは 2, 5, 5。 - Auto window closeを制御する /AUTOWINCLOSE コマンドラインオプションを追加した。
- マクロ
エラーメッセージに"Unknown command."を追加した。
logautoclosemodeコマンドを追加した。
エラーダイアログに詳細情報(行番号・エラー箇所)を追加した。
バグ修正
- UseNomalBGColor=onの時、OSC 11(標準背景色設定)制御文字列の後のOSC 111(標準背景色リセット)制御文字列で太字等の属性付き文字の背景色が正しくリセットされない問題を修正した。
- カーソル位置報告シーケンスで、origin mode有効時に上マージンを考慮していなかった問題を修正した。
- Intermediate ByteとPrivate Parameterの両方を使用した制御シーケンスを正しく無視できない場合がある問題を修正した。
- SelectOnActivate=offの時、ウィンドウが非アクティブ状態のクリック時にボタンリリースイベントが送られる問題を修正した。
- 複数起動時に、キーボード設定ファイルが正しくよみこまれない場合がある問題を修正した。
- ドラッグ&ドロップでのファイル送信時、ダイアログのヘルプボタンが正しく働かない問題を修正した。
- マクロコマンド exec で、wait パラメータが1の時(4.63以降)、および wait パラメータが1以外の時(4.78以降)に show パラメータが無視される問題を修正した。
その他
- TTSSH(2.66)へ差し替えた。
- CygTerm+ 1.07_24へ差し替えた。
いつもながら便利な機能を搭載・提供してくれる、Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!です。