Tera Term(テラターム)の「スクロールバッファ」とは、ターミナル上の履歴をどれだけ遡って表示できるかの行数の設定の事です。
ウィンドウの右側スクロールバー等を利用し、ターミナルの表示を指定した行数まで遡って確認する事が出来ます。(デフォルトでは10000行まで遡れます)
事前に実行したコマンドの結果等をちょっと遡って見たい時に、事前にちょっとした設定を行なっておく事で可能となる便利な機能ですね。
ここでは、そのスクロールバッファの設定変更についてご紹介していきます。
スクロールバッファ行数の変更方法
まずは「設定」メニューから「ウィンドウ」を選択し「ウィンドウの設定」画面を表示します。
「ウィンドウの設定」画面から「スクロールバッファ」の値を変更します。
デフォルトでは「10000」行になっているみたいですね。
最大「50000」行まで設定が可能です。
ちなみに私は「20000行」に設定を変更して利用しています。
変更した設定の保存
スクロールバッファの値を変更したら設定ファイル(TERATERM.INI)を保存してください。「設定」メニューから「設定の保存」を選択し、設定ファイルを保存します。
これで次回の起動から、変更した値が標準の設定値になります。
おわりに
スクロールバッファの値を大きくすると、メモリの使用量が若干増えるとの情報があります。ご自分のPCの性能、及び使用環境にあわせ変更してみてください。
この手順は「Tera Term Version 4.69」を使用して確認を行いました。 バージョンが異なる場合は、機能自体が存在しない無い場合や表示が異なる事があるかもしれませんのでご注意ください。